イエロー・マジック・オーケストラの高橋ユキヒロというドラマーは、70年代末
シンセサイザーの音楽への融合とともに現れたテクノバンドに所属する。
以前の彼は、高中正義らと組んだフュージョンバンド「サディスティックス」に在籍し
また、その後は「加藤和彦とサディスティック・ミカバンド」へとポップ系の
バンド路線で売り出していたドラマーだった。
■何故、ユキヒロがYMOに。。。。
テクノ・POP=打ち込み じゃないのか?
当時マスコミや批判的な評論家も騒いだが、
「生身の人間がやっているから良いんだ。」というポリシーで世界を席巻した。
また、彼のデザインする衣装も話題になった。
日本のPOPミュージックをビジュアンル(ファッション)的にも
世界に追いついてきていることを証明したバンドがYMO。
人がコントロールするしかない「その場のノリ」を、シンセミュージックと
いう、ともすれば無味乾燥なイメージを持たれるジャンルで、その概念を破った。
さまざまなデジタル・ドラムの開発にも意欲的で、シンセ・ドラムという
新しい「音」を作り上げてる。